岩下修一選手
 2000年。ブルーウェーブの中継ぎ投手の中にこの男はいました。岩下修一。変則的なサ
イドハンドから繰り出す貴重な左投手。ルーキーイヤーから44試合に登板。左打者のワン
ポイントとして活躍しましたが、病魔が彼を襲います。
 2001年。急性骨髄性白血病という難病を患い、現役続行の岐路に立たされました。しか
し、不屈の闘志で病魔と闘い、見事復活を遂げることができました。2003年には20試合に
登板し、防御率4.97の成績。2004年は一軍での登板は少なかったのですが、サーパスの
優勝争いに大きく貢献。
 今年こそは!と思い臨んだ2005年はわずか1試合のみの登板。オフに戦力外通告を受
けてしまいますが、日本ハム・ヒルマン監督の目に留まり、日本ハムに入団。3試合に登
板して失点は愚かヒットさえ許していないのに戦力外通告されてしまいました。

岩下修一
1973年6月2日、静岡県生まれ。浜松工高から三菱自動車岡崎を経て2000年ドラフト4位でオリックスに入団。
2006年成績は3試合、0勝0敗0S 防御率0.00。
通算成績は97試合、3勝0敗0S 防御率4.57。