阪神でも頑張れ!「日本一のセカンド」!
名前 平野 恵一
生年月日 1979年4月7日
身長・体重 169cm・65kg
投打 右投左打
出身地 神奈川県
経歴 桐蔭学園高−東海大−オリックス(02年自由獲得)-阪神(08)
<紹介>
 華麗な守備と鋭いライナーを打つことが魅力の平野選手。2002年に自
由獲得枠でオリックスに入団。1年目はファームで鍛えられ、一軍では7試
合の出場に終わりましたが、2003年から徐々に試合出場を増やします
が、大島の後継者として期待されたものの、持ち味の華麗な守備がなか
なか生かせません。続々とエラーを連発してしまいました。
 そんな平野選手に一つの転機が訪れました。2003年オフ。ブルーウェー
ブの監督に伊原春樹氏が就任しました。足が速く、守備の上手い選手を
上手く使う伊原野球。その伊原野球にはぴったりの平野選手でしたが、結
果が残せません。そんな平野選手を伊原監督は二軍に落とすことなくDH
で使い、さらには外野で起用。すると、打撃の調子も上がり、自信をつけた
平野選手を再びセカンドに戻しました。最初外野やDHをやるときには疑問
を抱きましたが、これが大成功。完全にレギュラーを取りました。
 2005年も開幕から好調で中盤までは打率3割をキープ。6月28日の楽天
戦で見せたダイビングキャッチ。仰木監督を「日本一のセカンド」と言わせ
るプレーでした。
 2006年5月6日。千葉マリンスタジアムで行われた試合。今江の放った
一塁側のファールフライ。これを平野選手は必死に追っていき、フェンスに
激突しながらもキャッチ。映像を見ると顔から激しく激突・・・鳥肌が立つよ
うなプレーでした。そんなプレーにも平野選手は負けません。「あのプレー
を後悔したくない」こんなことを言えるのはこの人ただ一人でしょう。どんな
打球でも全力で一塁まで走り、どんな試合でも気を抜かない平野選手。伊
原、仰木の二人の監督から「日本一のセカンド」と言われた守備は超一流
です。いつもファンに対して感謝の気持ちを忘れない。この人の人間性に
は脱帽です。
 来年から阪神に移籍してしまいましたが、何処に行こうが応援してま
す!
年度 球団 試合 打数 安打 本塁打 打点 盗塁 打率
2002 オリックス 7 22 5 0 2 1 .227
2003 オリックス 53 155 39 1 9 3 .252
2004 オリックス 124 377 105 6 39 10 .279
2005 オリックス 118 397 113 3 33 6 .285
2006 オリックス 33 98 23 2 6 0 .235
2007 オリックス 58 153 33 1 11 5 .216
通算 393 1202 318 13 100 25 .265