| <紹介> |
| 華麗な守備と鋭いライナーを打つことが魅力の平野選手。2002年に自 |
| 由獲得枠でオリックスに入団。1年目はファームで鍛えられ、一軍では7試 |
| 合の出場に終わりましたが、2003年から徐々に試合出場を増やします |
| が、大島の後継者として期待されたものの、持ち味の華麗な守備がなか |
| なか生かせません。続々とエラーを連発してしまいました。 |
| そんな平野選手に一つの転機が訪れました。2003年オフ。ブルーウェー |
| ブの監督に伊原春樹氏が就任しました。足が速く、守備の上手い選手を |
| 上手く使う伊原野球。その伊原野球にはぴったりの平野選手でしたが、結 |
| 果が残せません。そんな平野選手を伊原監督は二軍に落とすことなくDH |
| で使い、さらには外野で起用。すると、打撃の調子も上がり、自信をつけた |
| 平野選手を再びセカンドに戻しました。最初外野やDHをやるときには疑問 |
| を抱きましたが、これが大成功。完全にレギュラーを取りました。 |
| 2005年も開幕から好調で中盤までは打率3割をキープ。6月28日の楽天 |
| 戦で見せたダイビングキャッチ。仰木監督を「日本一のセカンド」と言わせ |
| るプレーでした。 |
| 2006年5月6日。千葉マリンスタジアムで行われた試合。今江の放った |
| 一塁側のファールフライ。これを平野選手は必死に追っていき、フェンスに |
| 激突しながらもキャッチ。映像を見ると顔から激しく激突・・・鳥肌が立つよ |
| うなプレーでした。そんなプレーにも平野選手は負けません。「あのプレー |
| を後悔したくない」こんなことを言えるのはこの人ただ一人でしょう。どんな |
| 打球でも全力で一塁まで走り、どんな試合でも気を抜かない平野選手。伊 |
| 原、仰木の二人の監督から「日本一のセカンド」と言われた守備は超一流 |
| です。いつもファンに対して感謝の気持ちを忘れない。この人の人間性に |
| は脱帽です。 |
| 来年から阪神に移籍してしまいましたが、何処に行こうが応援してま |
| す! |