| <紹介> |
| 今やバファローズの左の中継ぎに欠かせない菊地原投手。そんな菊地 |
| 原投手は1993年のドラフトでヤクルトとの競合の末、広島カープに入団。ド |
| ラフト2位と将来を期待されての入団でしたが、二軍でも入団から2年は登 |
| 板なし。95年にようやく登板し始めると、97年5月に一軍初先発を果たしま |
| すが、この年の登板はこれだけ。翌98年には1イニングに8失点するなど、 |
| なかなか一軍に定着できませんでした。 |
| 先発として期待されていたのですが、2001年は貴重な左の中継ぎとし |
| て活躍し、78試合に登板。この記録は05年に阪神・藤川投手に破られる |
| までシーズン記録でした。その後は78試合にも登板した疲れからか、左 |
| 肩を痛め、登板機会は少なくなりましたが、防御率自体は安定。 |
| 長年の課題である「サウスポー」が合併しても不足していたので、2004 |
| 年オフ。山崎、上村とのトレードでオリックスに移籍します。オープン戦から |
| 活躍し続け、オープン戦優勝の原動力となり、シーズン開幕。開幕から左 |
| の中継ぎとして活躍すると、防御率0を継続。菊地原投手が出てくると絶 |
| 対に抑えてくれる。失点なんて考えられないという見かたに変わるほどの |
| 大活躍。71試合に登板し、この年から導入された最優秀中継ぎ投手のタ |
| イトルを獲得。2006・2007年は故障で出遅れ、本来の投球ができずにシ |
| ーズンを終えてしまいました。 |
| 自分が菊地原投手を好きなところは常に全力で投げること。どんな打者 |
| に対しても気を抜かず、まさに「一球入魂」の投球を見せてくれます。抑え |
| たら気迫のガッツポーズ。打たれたら誰よりも悔しがります。見てて気持ち |
| のいい、素晴らしい頼れる投手です。 |