<紹介> |
一発パンチ力のある打撃と強肩が武器のオリックスの正捕手・日高選 |
手は96年年ドラフト3位で入団。中嶋、高田ら主力捕手の移籍などで3年 |
目の98年。仰木監督から「ベストナインを取れる捕手になれる」という期待 |
を受け、いきなり78試合に出場し、盗塁王争いに名を挙げる選手の盗塁を |
刺すなど78試合に出場し、西武の松井の盗塁を刺すなど、強肩ぶりを発 |
揮。その後も仰木監督から大きな期待を受けチーム内の正捕手争いで一 |
歩リードします。 |
バッティングも段々と成長し、2002年に12本塁打、2004年には.275を記 |
録するなど好調でしたが、リード面で苦労します。投手陣に怪我人が相次 |
いだ2003年にはチーム防御率が5.95、2004年は5.66と二年連続でチー |
ム防御率5点台という成績に陥ってしまいました。 |
試合中にコーチが出てきて日高選手に配球のアドバイスをする、打撃を |
生かすためファーストへのコンバート案が出されたこともありました。 |
2005年。育ててくれた仰木監督の下で再びプレーすることになりました |
が仰木監督が不満を表し、日高選手を二軍に落としてリード面を勉強させ |
ました。 |
結果的にこの二軍降格が日高選手のリードを進化させます。投手陣を上 |
手くリードし、強力中継ぎ陣も生み出しました。2006年も開幕戦でいきなり |
タイムリーを放つなど、一年間活躍。2007年は開幕のマスクこそ奪われる |
も結果的にチームの捕手で一番試合に出場し、日高選手の力が必要だと |
いうことがわかりました。 |