仰木監督から「ベストナインを獲れる」と評されたオリックスの正捕手
名前 日高 剛
生年月日 1977年8月15日
身長・体重 182cm・84kg
投打 右投左打
出身地 福岡県
経歴 九州国際大附属高−オリックス(96年ドラフト3位)
<紹介>
 一発パンチ力のある打撃と強肩が武器のオリックスの正捕手・日高選
手は96年年ドラフト3位で入団。中嶋、高田ら主力捕手の移籍などで3年
目の98年。仰木監督から「ベストナインを取れる捕手になれる」という期待
を受け、いきなり78試合に出場し、盗塁王争いに名を挙げる選手の盗塁を
刺すなど78試合に出場し、西武の松井の盗塁を刺すなど、強肩ぶりを発
揮。その後も仰木監督から大きな期待を受けチーム内の正捕手争いで一
歩リードします。
 バッティングも段々と成長し、2002年に12本塁打、2004年には.275を記
録するなど好調でしたが、リード面で苦労します。投手陣に怪我人が相次
いだ2003年にはチーム防御率が5.95、2004年は5.66と二年連続でチー
ム防御率5点台という成績に陥ってしまいました。
 試合中にコーチが出てきて日高選手に配球のアドバイスをする、打撃を
生かすためファーストへのコンバート案が出されたこともありました。
 2005年。育ててくれた仰木監督の下で再びプレーすることになりました
が仰木監督が不満を表し、日高選手を二軍に落としてリード面を勉強させ
ました。
 結果的にこの二軍降格が日高選手のリードを進化させます。投手陣を上
手くリードし、強力中継ぎ陣も生み出しました。2006年も開幕戦でいきなり
タイムリーを放つなど、一年間活躍。2007年は開幕のマスクこそ奪われる
も結果的にチームの捕手で一番試合に出場し、日高選手の力が必要だと
いうことがわかりました。
年度 球団 試合 打数 安打 本塁打 打点 盗塁 打率
1998 オリックス 78 180 41 2 14 1 .228
1999 オリックス 96 239 44 3 31 0 .184
2000 オリックス 101 256 52 6 34 1 .203
2001 オリックス 129 376 93 8 37 1 .247
2002 オリックス 124 336 65 12 36 1 .193
2003 オリックス 118 321 86 9 37 0 .268
2004 オリックス 114 324 89 5 38 0 .275
2005 オリックス 103 253 55 1 31 1 .217
2006 オリックス 115 304 73 1 29 3 .240
2007 オリックス 109 253 51 5 25 0 .202
通算 1087 2842 649 52 312 8 .228