| <紹介> |
| 走攻守3拍子揃った谷選手はブルーウェーブが優勝した翌年の97年に |
| 入団。一年目から外野のレギュラーになり、イチロー・田口らとの外野守備 |
| はまさに鉄壁でした。 |
| 成績もぐんぐん上がりイチローや田口が抜けた後も変わらずオリックスの |
| センターを守り続け、2001年にはシーズン最多二塁打(52本)というパ・リ |
| ーグ記録を達成。2002年に41盗塁で盗塁王、2003年には189本のヒット |
| を放ち、最多安打のタイトルを獲得。2004年にはアテネオリンピックにも出 |
| 場。96年のアトランタ以来二度目の出場でしたが足首を捻挫してしまい、 |
| その後は最終戦1試合に出場したのみ。 |
| 2005年は育ててくれた仰木監督が復帰しましたが開幕直前に脇腹を痛 |
| め、4年連続3割を打っていた谷選手が.248という大不振に陥ってしまいま |
| した。かつてのチャンスに強いバッティング、粘り強いバッティングは影を |
| ひそめ、なかなか結果が出なく苦しいシーズンでした。 |
| この反省を踏まえキャンプでは猛練習。清原選手が「佳知の練習量はす |
| ごい」いうように打ち込みをたくさん行い、シーズンに臨みましたが最盛期 |
| の打率と比べると考えられないような成績でした。 |
| ミスターオリックス。そんな呼ばれ方をされてきた谷選手。しかし、2006 |
| 年11月に巨人へトレードが決まってしまいました。まだ若いと思っていた |
| 谷選手も来年で35歳。田口、イチロー、谷の外野陣全てが球団を去ってし |
| まって寂しいですが、一年でも長く現役を続けてもらいたいです。 |