2007年3月22日 宇都宮清原球場 巨人対東京ヤクルト
ヤクルト 000 000 000 0
巨人 000 200 00X 2
観衆 11650人

よしとも!見に来たよ!
 地元の宇都宮でオープン戦が行われるので、学校をサボって見に行き
ました。宇都宮で巨人のオープン戦が行われるのは去年に続いてです。
去年はオリックスの開幕戦と重なって見に行けなかった、移籍した谷を見
に行くといくという理由で観戦が決定しました。
 オリックスファンの私にとってこの試合はどっちが勝ってもいい。一野球
ファンとして谷を中心に観戦したいという気持ちでした。
 ブルーのユニフォームしか見てなかった谷の白とオレンジ色のユニフォ
ームには違和感がありますが、じっくりと谷を観戦することにしました。

木佐貫が6回5奪三振無失点の好投

 巨人の先発は5年目の木佐貫。ブルペンでは制球が安定しませんでした
が、初回から素晴らしい投球を披露します。初回青木に安打を打たれても
後続を抑え、ヤクルト打線に得点を与えません。木佐貫は直球とフォーク
のバランスがよく、直球でカウントをとった後にフォークを三振をとる。とい
うピッチングでした。
 結局6回を投げて青木に許した2本のヒットのみに抑え、上原・パウエル
と先発陣が故障していく中で救世主になれる力を持っていることを証明し
ました。
 余談ですが、木佐貫が打席に入る時のテーマ曲がロッテのスタメン発表
だったのは正直一人でウケました(笑)

谷は3打数1安打
 本日のメイン・谷は3打数1安打でした。4回、センターへのフライを青木
とラミレスがお見合い。谷は3塁まで走り抜け、3ベースを放ちました。打っ
た瞬間はセンターフライかと悔やんだ私ですが、Hのランプが点灯するの
を見て谷にヒットが出たということを確認すると嬉しかったです。
 全盛期の谷は鋭いライナー性の打球をガンガン飛ばしてましたが、ここ
2年はそのような打球は減り、「これぞ谷!」という打撃が見れなくなってし
まいました。もう見ることはできないのかなぁ・・・・・・

古田がスタメン出場

 ヤクルトの選手兼任監督である古田が7番・捕手で先発出場。無安打に
終わりましたが、石川を好投に結びつける好リード。まだまだヤクルト投手
陣の信頼は厚い選手です。
 04年の球界再建の時にファンの先頭に立って選手会会長として12球団
維持を宣言してきた古田選手。その時から彼に対する見方が変わりまし
た。大変な役職ですが、一年でも長く現役でいてほしいですね。

200本安打・青木は猛打賞

 ヤクルト注目選手の一人・青木宣親選手。イチローと二人しか達成して
ない200本安打を放った選手です。彼の実力を見るのは楽しみでした。
 記録は4打数3安打の猛打賞。足も速いので、決して大振りすることなく
ボールを転がすという感じのバッティング。それもまた外野へ抜けていくの
で、素晴らしいバッターだなと思いました。

宇都宮って田舎やねぇ・・・・・・
 私の地元・宇都宮でプロ野球の公式戦が開催されることはまずありませ
ん。宇都宮の人は球場で野球を見る機会が少ない、田舎者だということが
よ〜くわかりました。
 私はもう何度も球場へ足を運び、練習から試合までかなり見てるので慣
れたせいもあるか、少しの打球などでは驚きません。しかし、多くの観客が
ただのゴロやフライで大きな歓声を挙げてました。
 これを聞いた私は改めて「宇都宮って田舎だなぁ・・・」と思いました。これ
じゃ私のような野球バカは少ないよなぁ・・・と感じた時でした。

魔の鬼怒川
 宇都宮清原球場は市街地よりも東の外れのほうにあります。その時に
鬼怒川という川を渡らなければなりません。高所恐怖症の私にとってこの
橋はかなりの難関ポイントでした。風は強いし揺れるし・・・・・・
 友人が測った結果、600m程ありました。ハンドルをしっかり握り、震えな
がら自転車をこぐ私がいました(苦笑)バスで行くのもバカらしいし、かとい
ってこの橋を渡るのも・・・・・・
 次行く機会があればどちらにしよう?

ヤクルト先発・石川はブルペンから好調。
7回2失点という内容でした。
バッティングの調子は悪いですが、
ファンには大人気でした。
元BW二人の一枚。
伊原監督からもう3年も経つんですね・・・
かつてはぎっしり入っていた宇都宮の試合も
今年は1万ちょっとで空席も目立ちました。
なんと!田淵さんが解説してるじゃないですか!
迷わず撮影(笑)
試合は巨人が2−0で逃げ切りました。

Photo 栃木県出身の選手

Photo 読売ジャイアンツ

Photo 谷佳知